文月朔日

 

 

 

お朔日のお参りありがとうございました。

 

今月のはんこは、魚住の窯跡から出土した軒丸瓦の文様をかたどっています。

 

 

 

魚住町中尾付近に窯跡があることは古くから知られていました。

 

住吉神社にも数か所の窯跡があります。

 

窯跡の分布調査では、中尾川流域に36基、赤根川流域に16基の

 

窯跡が明らかになりました。

 

 

 

海岸に面した魚住一帯では、須恵器のこね鉢、甕、碗、瓦などを

 

盛んに生産していました。中尾川流域で操業が開始され、

 

13世紀に赤根川沿いへと窯の位置を変え稼業しています。

 

 

 

魚住の窯で焼いた瓦は、六勝寺のひとつである尊勝寺や

 

平安宮内裏から出土しています。

 

 

 

なお、江戸時代中期以降、魚住付近で焙烙、火舎、すり鉢が焼成されていたことが

 

知られています。これは15世紀に終焉したとされる魚住の窯との関係が

 

考えられています。

 

 

 

 

 参考文献 『中尾のすがた むかし・いま』