源氏物語と住吉信仰

 

 

 

 

 

書店で見かけて、購入してみました。

 

「100分de名著 源氏物語」

 

 

 

テキストは最後まで読みました。

 

放送は録画済みでこれから見る予定。

 

 

上記のテキストの内容ではありませんが、

 

今後は、「源氏物語」のなかでの「明石」について、

 

「源氏物語」と「住吉信仰」について、

 

少しづつ触れていきたいと思っています。

 

 

 

 

実は「源氏物語」は「桐壷」の巻から始まったのではなく、

 

「須磨」「明石」の両巻から書きはじめられたとも言われています。

 

 

 

 

~源氏物語「明石」巻への招待~

 

京の都から須磨へと流された光源氏。須磨の館では暴風雷雨、廊に落雷炎上。

 

 

 

光源氏は供人たちと必死に祈ります。

 

「住吉の神、近き境を鎮め護りたまふ。

 

まことに迹(あと)を垂れたまふ神ならば助けたまえ。」

 

 

 

 

光源氏が救われたのは、夢に現れた故父桐壷院の、

 

「住吉の神の導きたまふままに、はや、舟出してこの浦を去りね」

 

という夢告のお蔭です。

 

 

 

 

父院のお告げに符号するように、明石の入道の迎えがあり、

 

光源氏は順風に乗って明石へ移る・・・。

 

ようやく危機を脱したのです。

 

 

 

 

以後、光源氏の命運は以後急速に「暗」から「明」に転じます。

 

ひとたび配流、流離の憂き目にあった光源氏が、

 

再び帰郷して官途の復権を果たし、さらに栄達の道を歩むことになります。

   

 

 

 

 

光源氏の前途が「明」に転じたのは神助、

 

住吉の神のご加護によることは

 

論を待ちません。

 

 

 

「源氏物語」には当時の

 

住吉明神への信仰の根強さが

 

生き生きと描かれています。